カナダ永住権取得への道

カナダの永住権取得を目指している30代男性のブログです。

前の職場の上司との対話で思ったこと【第23話】

HTML/CSSJavaScriptに限らず、実際に使えるものを作る。そして運用するというのが最短の上達方法だと思う。

 

現在の職場で業務で実際に使えるツールやアプリを作りながらスキルの向上とポートフォリオの形成を同時進行で進めるというサイクルに入ることができて本当に良かった。

 

今回はそのような状況の中、前の職場の上司との対話を行った時に感じたことを書きたい。

 

そもそも前の上司というのは私を海外出向に送り出してくれた上司の事だ。この上司には感謝しかない。私が退職を希望しているという話を切り出した時には大変ショックを受けている様子が心苦しかった。

 

その後、しばらくの時を経て気持ちに変わりがないかということで行われたのが今回話題にするセッションだ。

 

結論から言うと強く退職を引き留められた。私がいなくなると困るとのことだった。その強い基調には悲壮感のようなものも感じられ、またしても心苦しくなってしまった。

 

しかし、冷静に考えてみたい。

 

本当に私がいなくなると困るのだろうか。

 

実際、私は現在海外勤務をしており、日本での仕事は行っていない。ということは私がいないこの2年間の間、ちゃんと回っていたということだ。別に私一人がいなくなったところで、実際には大して困りはしないのだ。

 

今度は私もはっきりとした態度で退職の意思に変わりはないことを伝えようと思う。

 

一方、私が役に立てることがあるのであれば立ちたいという思いもある。それを実現するのが、退職後、自分の会社を立ち上げて業務改善や自動化、見える化など私が得意とする部分の仕事を受託することだ。

 

これによって私は退職することができ、技術やポートフォリオを磨きつつ収入を得ることができ、会社は私の力を引き続き利用することができつつ人件費は削減できる。

 

まさにお互いにとってwin-winな結論となる。

 

実はこの私が会社を興すので私に仕事を振ってほしいという話をさせてはもらったのだがあまり真剣には取り合ってもらえなかった。

 

また次回にこの提案を行うことにしよう。その時に、コツコツ人材を育ててその人に長く働いてもらうという日本型雇用から、そのポジションにあった人を持ってくるというジョブ型雇用への転換を図るときが来ている、そのきっかけになればいいという話をしよう。

 

私がその組織に残ることは、きっと小善大悪に似たりで目の前の時間稼ぎにしかならない。若い人材が入ってこないとか育てる人材がいないとかそういった問題に根本からメスを入れるためにも私はこの組織を去った方がいいに違いないのだ。

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