カナダ永住権取得への道

カナダの永住権取得を目指している30代男性のブログです。

カナダへの海外移住を目指してマインドセットを変える事|家庭内でそれぞれが果たす役割【第26話】

現在はアメリカに駐在している。アメリカに来た時も日本に来た時とはだいぶん家族の役割というのが変わった。

 

まず夫であり、家族の中では主な稼ぎ手である私が家事に参画するようになった。日本ではたまに皿洗いをするぐらいでほぼ何もしていなかった。

 

カナダに移住するにあたり、私が家庭内で果たすべき役割はさらに増していくことになるのは間違いない。そのあたりのことを書いていきたい。

 

カナダへの転職では私の年収が下がる。未経験からエンジニアに転職するのだから経験が浅いうち、あるいは人に認められるだけの実力が付くまでの間は当然のことだ。

 

そして転職以前に大学入学が控えている。在学中は原則無収入だ。

 

その間はイラストレータとして収入を得ている妻の収入がほぼ唯一の収入となる。

 

別に収入を得ていない方が家事をするというわけでは全くない。2人で稼いでふたりで家事をする、ということだ。

 

日本で働いていたときははっきりと稼ぐ役、家事をする役という具合に分かれていたが、その境目がなくなってきた。

 

そして、カナダへの移住ではその境目を完全に取り外し、働いて収入を得る活動と家で家事という労働をすることをお互いが分け隔てなく行っていかなくてはならない。

 

「きょうはオレが家事をやった」などとふんぞり返っている場合ではない。この辺りは頭でわかっているつもりでも心がまだまだ追いついていない。

 

今、アメリカで生活しているうちから意識改革が必要だ。

 

しかし、実際問題私ができる家事は非常に限られている。少しずつ覚えているが妻が納得するレベルではできない。洗濯物は私がやると言っていたが、どれとどれをいっしょに洗っていいかとか、乾燥機の設定などが細かく決まっており、私の家事レベルが合格ラインに達しないので私は洗濯をする権利をはく奪されてしまった。

 

だからせめてできることはしっかりやっていこうと思う。そして言われる前にやっていこうと思う。

 

夫婦生活、家族生活は支え合いだから、できる限りやるのが当然だ。毎日こうやって自分に言い聞かせて頑張るしかないのだ。

 

海外移住と言うと金銭面や語学ばかりが着目されそうだが、家族で移住を目指す人にとっては、このようなソフトな面こそ大事なのではないと思う。

 

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