カナダ永住権取得への道

カナダの永住権取得を目指している30代男性のブログです。

カナダ永住権取得への道|8月21日の告白【第1話】

カナダに移住するために永住権の取得を目指すことにした。

 

きっかけは10年以上務めた今の会社への気持ちが離れてしまったことだった。

 

もともと、現在の自分の歳(30代後半)や残りの人生、子どもの教育、今後の日本の将来と言ったことに対して、このまま今の職場で働き続けていていいのか、という漠然とした不安はあった。

 

会社員を辞めて独立、起業したい願望も20代の頃からくすぶったままにしていた。

 

ある日、仕事でミスをしてしまい、上司に「他の人を雇うことでも一向に構わない」と言われた。(実際に言われたのは少し別の言葉)

 

「パチン」と頭の中で何かが決定的にはじけた。2022年8月12日のことだ。

 

妻に今の職場を離れることについて相談をしたのは、それから9日後の8月21日だ。8月12日のことはその日のうちに妻に伝えていたが、退職の意思を私の中で腹に落とし込むのに1週間かかった。妻は私の思いを聞いた後、「わかった」と言った。

 

9月に入ったある日、妻が将来の夢ができたと私に言ってきた。カナダへの移住だ。もともとその国への憧れがあったらしく、私の8月21日の告白がきっかけで、今後の人生をどうするかと言うことを彼女なりに考えていたらしい。その結果、移住という結論に至ったようだ。

 

「夢ではなく目標にしよう」

 

それ以上聴く前に賛成した。賛成してから、カナダに移住する理由や今後のことについて私たちはいろいろと話し合った。

 

<日本について話し合ったこと>

・日本の止まることのない少子高齢化と労働力の減少

・増え続けるであろう、金銭面での負担の増加

・上がらない日本の生産性と縮小する市場

・長期的に下がり続けるであろう日本円の価値

・収入源が日本円であることの不安

フリーランスの妻にとって厳しいインボイス制度

 

目先のことだけでなく、老後や孫の世代までスパンで考えてみる。すると、円で収入を得て日本に税金を納める生活をしたいとはどうしても思えない。

 

日本は好きだが、観光で訪れるぐらいがちょうど良い気がしてきている。

 

<カナダについて話し合ったこと>

大自然に囲まれて生活することへの憧れ

・カナダという国の移民に対する懐の深さ

・カナダ人の柔和な雰囲気

 

カナダについては具体的なメリット・デメリットの話ではなく、正直なところ憧れや想いの部分が強い。カナダに対する知識がたった1回の家族旅行しかないので、これからさらなる情報収集が必要だ。

 

 

私自身について言えば、旅行で訪れたカナディアンロッキーで感じた不思議な郷愁を直感的に信じたいと思った。

 

移住先の候補として人気の東南アジア諸国とオーストラリについても一通り調べてみた。しかし、私たちはあまり魅力を感じなかった。というより、すでに心がカナダに傾き過ぎていて、調べてもあまり情報が頭に入ってこなかった。

 

20代の時、起業についていろいろ調べているうちに時は流れ、いつの間にか結婚して起業は結局実現しなかった。

 

今回は妻と目標を共にしている。必ず実現させよう。カナダの永住権取得に向けて具体的にアクションを取っていく。その軌跡をこのブログで残していきたい。

(2022/9/11)

 

次の記事【第2話】

 

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